台場で観覧車に乗った。

地上100メートルから見る夜景。

やっぱすごい…

東京タワーが見えると、

今でも毎回嬉しくなるのは、

なぜだろう。


多くの人が憧れる東京という街。

自分が憧れる東京という街。

やっぱりこの夜景は東京じゃなきゃ見れない。

                                                                  

地上100メートルの空気をくーんと嗅いだ。

観覧車の窓の隙間から。


鼻の奥がつんとする。

排気ガスの臭いだ。

ビルの、セメントの、電車の、におい。


「くしゃい…」


でもなんとなく安心した。

ちょっとどきどきした。


たまに、

東京で一人暮らし、

そのこと自体が、

長い旅行の最中みたいに思える時がある。

不思議だけど。

仮の住まいに、仮の生活。

なんていうかその…

旅してる時の、

飛んでっちゃいそうなふあふあした感覚になる。


だからなのかなぁ。

今でも東京タワー見えると、

思わず嬉しくなって、

写真とか撮りたくなっちゃうのは。


いやぁ、それにしても、

キラッキラしてた。

夜景きれいだったぁ。

どんよりと曇った毎日。

梅雨の訪れを感じてつい塞ぎ込みたくなる。

梅雨が嫌いな私は、あと数日で誕生日をむかえる。

6月生まれなのに、6月が一年で一番嫌いなんて、

なんという皮肉だ~


さて、そんなことは今日の本題ではなくて、

そんな私だけど、

今日は元気をもらった。

ある人から。


通っている語学学校のナオミという先生だ。

彼女はとてもちっちゃくて、かわいくて、笑顔が素敵な人気者の先生。

そしてなにより、

ネイティブスピーカーなみに英語がべらべらなのだ。

そんな彼女だけど、

実は海外に長期で行った経験は、ない。

留学の経験ゼロで、

べらべ~らになった、らしい。。


私もまだまだだよ~☆と言いながら、

辞書で気になる単語をチェックするナオミ先生を見ていて、

こんなに完璧に見えるのに、

今でも学ぶ心を失っていないなんて、すごい!と思った。


いろんな意味で偉業を成し遂げているナオミ先生は、

私の目標で、

話していると、

よーし!頑張るぞ!という元気が出てくる。


そして思ったのだった。(今日の本題)


今自分の周りには、

目標とする人がたくさんいて、

それはとても幸運なことだなぁと。

語学学校だけでなく、

バイト先のスタッフさんも、

私の目標。


私が考える理想の大人は、

はっきり言って、

いつもあまり実体がなく、あいまいだ。

だからこそ、

こうやってスゴイ先輩方と実際身近に接することで、

勝手にイメージトレーニングが出来る。


そして、

その気持ちが、奮起剤になってくれる。


なりたい自分がある時、

その道のプロである誰かに接することはやはり大きい。

弟子入りじゃないけど、

客席からではなく、

舞台袖から師匠の技をのぞき見る経験は、

やっぱ貴重だから。

ただ憧れて見ていた時とは、

時間の密度も意味も違う。

ip


帰り道に読むふけっていたのは、

バイト先の旅行会社からこっそりもらってきた、

多国籍ツアー のパンフレット。


私はパンフレットっていう物が好きだ。

特に旅行のパンフレットは大好き。

次に行きたい場所を思い描きながら、

旅程やオプション、現地の写真をくまなく見ていく。


そうして、

始めはなんとなくだった旅のイメージがだんだん輪郭を帯びてきて、

最後には出発日まで検討し出している自分がいる…


本当に行くか行かないかはたぶん別物。

なぜなら、行く時は行くから。私の場合。(理由になっていない 笑゛)


ただ、幸せ。

旅のパンフに目を通しながら、

ここへ行けばこんな時間が過ごせるんだろうな…

こういう人達との出会いがあるのかなぁ…

きっとあんな風景に感動するんだろうなぁ…

とあれこれ想像を膨らますのが。


来年あたり長期で逃亡を(海の向こうへ)夢見ている私は…
今年はもう出て行かない!!

と“セーブな一年”を決めたんだけど、

やっぱり夏が近づいてくると血がさわぐ。


学生最後の夏だし~…。


…いや、ちがうな。

単に、

じっとしてらんないだけだ。


もっともっといろんな国へ行きたい。

いろんな国の、いろんな風景、文化、現実に触れたい。

いろんなショックを受けたい願望。


ショックを受けることで、

自分が成長できると思うから。


そして。

感動でも情けなさでもなんでもいい。

旅してる時味わえる、

あの、

ただ旅のことに夢中な、今日、今に夢中な、感覚を味わいたい。


たぶんもう中毒だ。

常にどっか行きたーいって思ってしまっている今日この頃。

今日は色の話。


人にはそれぞれ、得意な色と苦手な色があると思う。

小さい頃、色鉛筆の中には、いつも一番に無くなる何色かがあったものだ。


大人になった今。

私が日々色を意識するのはやはり洋服。

人の好みが何から来るのかは、定かじゃないけれど、

私の場合、

割と保守的な気持ちから、

この色は自分に似合うはずだから、

と勝手に思いこんで決めている色であったり、

この色なら失敗はない、という安心感を持てる色が好きだ。


例えば私の洋服箪笥の中は、

昔から“モノトーンか秋色”だった。


逆にどんな色でも抵抗なく、

いつも違った色を着こなせている人は、

カラフルっていう色が好きで安心するんだと思う。


そして。

色が自分に与えるパワーも感じる。

洋服の色は、

その人のイメージになって、

印象を与えたり変えたりする。

その人自身にも、小さく力をくれる。

鏡に映った自分の顔が、

洋服の色でほんのりいつもとは違う色味を帯びている時、

私はちょっと嬉しくなる。


医学的にどうなのかは分からないけど、

赤い下着は体にいい、とかいう話も前に聞いたことがあるし。



忙しくやってると、

ついどうでもよくなって、

服も何ヶ月も買わなくなって、

ある日突然、

はああ~!も~どれもこれも着飽きたよ!

ってむしゃくしゃする私は。

梅雨で外も内も湿気たらしくなる前に、

新しい色を取り込もう。
いつも買わない色を買ってみようかな。

                                                                  

洋服ダンスに春を。 


hana


「後輩泣かせ」だと言われた。

たくさんの人が祝いに来てくれた。


3年勤めた飲食店のバイトを、昨日で卒業。

単なるバイトを越えて、

いろいろなことを経験した場所。

学校のような、サークルのような、

そんなところだった。


みんなに惜しまれて、祝ってもらって辞めれて、

ほんとによかったぁ。

後輩が、自分のために泣いてくれるのは、

やっぱり悲しくて嬉しい。

3年やったご褒美。


今はまだ、

実感がないけれど、

これから少しずつ、本当に寂しくなっていくんだろうな。


忙しかった日々の中の項目から、

一つやるべきことが消えた。

今そんな感じ。

ちょっとだけ心がスースーする。


バスに揺られて、

g


こんな所へ行ってきた。

gg


目的は、露天風呂。

ただそれだけ。

そのほかは何も決めず、

気の向くままに。



gu-tara


今朝はこんな贅沢な朝食をいただいちゃった。

手抜きしていないお味噌汁が、こんなにうれしいとは。


普段は、時間時間に追われて、食べたんだっけ?っていう朝ごはんも、

今日は、心して味わった。


食後のお茶をすすりながら、

g


窓の外の高原の風景を眺めた。

芽吹き出したばかりの緑がきれい。


というわけで、

ぐーたら旅行。


眠りたい時に眠って、ぼーっとしたい時にぼーっとして、

はるか向こうアルプスの山々に感動して、

晴天と爽やかな風にまた眠らされて。



どうせなら。

積極的にぐーたらしてやろうと開きなおったら、

なんだかとっても気持ちの良い小旅行になったのだった。

ザ・脱力の旅。 

ぐーたらの旅。





popai

ところで。

宿泊したとこにいたポパイくん。
お前いいなぁー。

日向ぼっこ、いいなぁー。



明日からもがんばろー。

私の通っている語学学校には、

熱~い先生方がたくさんいるんだけど、

中でも学院長先生(通称ミセス)は本当に熱い人だ。


先生の英語爆裂トークに圧倒されながら、

ディベートをする、ある授業。

先日のテーマは、

「How to enjoy my life more」だった。


みんなの意見発表の後、学院長先生がこんな話をしてくれた。


「本当に好きで頑張っていることはHealthyなのよ。だから、やってて Sick になることはさっさとやめなさい。

それが本当に自分がやりたいことなら、どんなにハードでも健康的にやれているはず。

(雅子さまを見てみなさい。彼女は今、彼女が本当にやりたいと思う事が出来ていないから、病気にもなってしまっているのよ。)


そして。

今日のためではなく、明日のために努力しなさい。」


学院長先生は本当にいつもエネルギッシュで、毎朝3時間、日本語と英字、両方の新聞を数冊読むらしい。

世界を知るために。

そして先生の目標はマザーテレサならしい。



先生の近くにいると、なぜかいつも、力が沸いてくる。

まだまだやれるって思えてくる。

oda


とあるブログ で嬉しい情報をゲット。


去年(?)放送された小田和正の音楽番組、「風のように歌が流れていた」が、

DVになるらしい!


私は実家にあった、「オフコース」のレコードを高校生くらいの時に聴いて以来、

小田和正のファンなのだ。

(ちなみに、私の両親は俗に言う“ビートルズ世代”というか、

学生バンド?全盛期の人達だったので、

我が家には昔から、国内、外のアーティストのレコード(たくさん!)とレコードプレーヤーがあった。

レコードから流れる音楽って、CDとはまた違う温かさがあって、いいんだ。)


というわけで、

あの透き通った声と、せつない歌詞が好きで、

数年前ベストアルバム(↑上の絵はそのジャケット。)を買い、

磨り減るほど 笑” 聴いた。


だから。

小田さんのライブを番組にした「風のように歌が流れていた」を初めて見た時は、

本当に嬉しくて、半泣き…まではいかないけど 笑 とにかく感動した。

なんだろうね…小田さんの歌って…。

見終わった後もしばらく、余韻に浸ってしまうというか、

じーん…てする番組だった。


そうか… そうか~…

一万二千円…。

ん。…ちょ、ちょっと高いな… 

あ~でも欲しい!!

小田和正の新曲を聴いた。


小田和正はよく、「きっと」って言葉を歌詞に使う。

私はこの、「きっと」って言葉が好きだ。


そして、私自身この言葉はよく使う。


「きっと」は、なんだか少し、か弱い感じがする。

「絶対」とは言えない弱さ。

でも…約束したい。

か弱くて、頼りない響き。


でも、私はこの言葉が好き。


「きっとずっと君のそばにいるよ。」

「そっか、“絶対”じゃなくて、“きっと”ね…。それでもまぁ、いっか。」


そんなせつない、かよわい感じが、なんか好き。